『DivvyCloud』を始めるにあたって

マルチクラウド時代のコスト・セキュリティ・コンプライアンス管理自動化サービス
『DivvyCloud』を始めるにあたって


1.はじめに

前回の「GCPの国内企業での活用事例が増加 -セキュリティ観点から見た課題-」
というブログでは、Google Cloud Platform™(以下GCP)の利用権限のコントロールなどの、解決すべき課題について書きました。

一方で、このたび弊社が、日本国内での独占販売契約を締結した「DivvyCloud」は、Amazon Web Services™(以下AWS)、GCP、Microsoft® Azure™等の利用に対する、コスト削減、セキュリティリスクやコンプライアンスリスク管理の効率化、自動化を得意とする画期的なソリューションです。

パブリッククラウドを現在利用されているお客様や、これから利用したいと考えておられるお客様には、ぜひ知っていただきたいソリューションです。

今回は、なぜ弊社がDivvyCloudを取り扱うことになったのか、その理由や経緯をご紹介したいと思います。

2.ISRがCloudGateを始めた理由

これまで弊社は、CloudGateというログイン認証サービスにより、
G Suite(旧Google Apps™)やOffice 365™、Box、Cybozuなど様々なクラウドサービスに、お客様が安全に、安心してログインできることを、お手伝いしてきました。

G SuiteやOffice 365は、SaaS(Software as a Service)と呼ばれ、主にそれまでPCのデスクトップでお客様が利用していたアプリケーション(例えばMicrosoft OfficeやMicrosoft Outlookなど)を、クラウド上でサービスとして提供するというものでした。
私たちISRは、最初にこの世界に、大きくコミットしてきたGoogle社のビジョンに共感し、SaaSのために何かできないかと考えました。
SaaSは、世界中のどこからでも、どのような端末からでも、ブラウザさえあればアクセスできるという便利なものでしたが、それは反面、企業にとっては逆にセキュリティリスクとなり得る部分がありました。
そこで、私たちは利便性を出来るだけ損なわずに、ログイン試行回数の制限、アクセス元IPアドレス制限、2要素認証など、セキュリティリスクを軽減することを提案し、お客様がSaaSを使う上でどうしても必要だった認証強化を行う、CloudGateというサービスを開発し、クラウドのビジネスに足を踏み入れたのでした。

おかげさまで、CloudGateサービスをご利用いただいているお客様の数は、
2016年3月時点で、1200社62万アカウント以上になっております。

3.ISRがDivvyCloudの取り扱いを開始する理由

ではなぜ今回、ログイン認証サービスとは、まったく別の領域であるパブリッククラウド管理の自動化を得意とするDivvyCloudと組んだのでしょうか?

その答えは、もとをたどれば8年前から弊社がスローガンとして掲げている
「For the Cloud, From the Cloud, By the Cloud」に行き着きます。

これは、アメリカの16代大統領であったリンカーンの有名な演説にヒントを得て作られたものですが、リンカーンが「なにより人民が最優先である」という意味を込めたのと同じように、「今後のIT環境では、クラウドが最優先である」という意味が込められています。

弊社がCloudGateを始めてから8年が経ち、SaaS形態のクラウドサービスが隆盛を見せる一方で、パブリッククラウド上で各企業のサーバーインフラを提供するというクラウドサービスも、相当に活発になってきました。

それは、IaaS(Infrastructure as a Service)と呼ばれ、これまで企業が自前でハードウェアを買いそろえ、そこにWindows ServerやLinux ServerなどのOSをインストールし、さらにインターネット回線を契約し、そこに接続できるように設定して・・・という世界を一新しました。

上記のようなサーバーインフラをIaaSで構築する場合、単に管理コンソールからサーバーのスペックとOSを選んで、数クリックするだけで出来上がってしまうという世界が現前したのです。
それは、AWS、GCP、Microsoft Azure等の巨大なパブリッククラウドベンダーが提供するサービスであり、利用する企業にとって、非常にお手軽にインフラが構築できるようになったのです。

しかし私たちは、このお手軽さ、便利さこそが、企業にとっては盲点となり、後々課題になるということを、CloudGateの経験から知っていました。

つまり、簡単にインフラが構築できるということは、管理されていない不要なインフラが残ってしまい無駄なコストを使ってしまう、またはセキュリティやコンプライアンス的に間違った設定のまま運用してしまい不要なリスクを抱えてしまう、という問題が発生する可能性が高いということです。
さらに、今後は、AWS、GCP、Microsoft Azureの間で価格・機能・性能面で、競争が激化し、利用者としての企業も、複数のパブリッククラウドを適材適所で利用するという、「マルチクラウド環境」を選択する場面も出てくると思われます。
このような、マルチクラウドの環境では、さらに管理の見通しは悪くなっていきます。
弊社が、このような問題を解決できるソリューションを調査していたところ、アメリカで既に広く認知され、General Electric(GE)等の超大手企業でも採用されている実績のあるサービスであるDivvyCloudに出会いました。
私たちは、DivvyCloudの製品について、実際に利用してみて、マルチクラウドにも対応した、その機能やインターフェースに感動し、DivvyCloud社との協議を重ね、日本国内での取り扱いを開始することができました。

4.まとめ

クラウドは便利です。しかし、リスクが付きまといます。それでも、私たちはクラウドが世の中に広まってほしいし、そのために、クラウド利用のリスクを軽減することを自社のミッションとして考えています。
8年前から変わっていない

「For the Cloud, From the Cloud, By the Cloud」

には、そのような意味が込められています。

DivvyCloudについて、ご興味をお持ちになられた方、またはご不明点などございましたら、以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。

www.cloudgate.jp/contact.php

2018-06-20T11:15:27+00:002016.12.09|Categories: パブリッククラウド|Tags: , , , |