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2008-2012 2018-03-23T20:00:23+00:00

2008 – 2012 最大のピンチ

2008年12月に「CloudGate」をリリースして以来、2年半で約5万アカウントと、比較的ゆっくりとしたペースで伸びていきました。まだクラウドへの移行を躊躇する日本企業が多かったからです。しかし、2年半後の2011年の夏場から、「Google Apps」導入のペースが急増したのです。ソフトバンク様がその春からリセラーとなったことが大きな要因となって、2011年秋から2012年冬にかけて約5万アカウントから約15万アカウントへと急激に伸びたのです。そんなさ中に、悪夢が起こりました。システムダウンです。

忘れもしない、2012年3月19日の月曜日、午前8時15分。オフィスの電話が一斉に鳴り始め、「『Google Apps』にアクセスできない!」「『CloudGate』にログインできない!」というクレームが殺到しました。ユーザーが一斉に始業し、まずPCを立ち上げて「CloudGate」へのアクセスが集中したことで、「CloudGate」のサービス応答スピードが落ち、タイムアウトが発生してしまったためです。当社のエンジニアが原因を究明し、ユーザーのアクセスを捌ききれないロードバランサ上の一時的な容量問題と判明。8時55分に復旧させました。

朝の貴重な40分間、約15万アカウントものユーザーがメールやカレンダーを使うことができないという重大な事態を引き起こしてしまったのです。この経験は、エンドユーザーが私たちのサービスをいつでも利用できる状態にあることがどれだけ重要なことなのか、痛切なまでに教えてくれました。この日から、「CloudGate」にとってサービス稼働率が最優先事項となったのです。

それにしても、この出来事は私にとって最も辛いことであり、その夜は「ユーザーに多大な迷惑をかけてしまった」とほとんど眠ることができませんでした。だからこそ私は、今後二度と同じような事態を起こさないためにあらゆる努力を惜しまないと誓ったのです。そして、サービス停止を起こさないためのシステム対応やスタッフの訓練など、様々な予防措置を講じました。その結果、2013年から5年連続で99.99%以上のサービス稼働実績をキープしています。

2007-2008 Google Appsとの運命的な出会い
2012-2017 MFAへの対応